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​次年度の新入園児さん募集!!

​園見学はいつでもどうぞ!次年度はまだまだ空きがありますよ。

​2024年度から、「預かり保育」をご利用できるようになりました。時間は2時半から4時半まで。専任の先生がみてくださいます。

2024年度年間聖句

「わたしは道であり、真理であり、命である。」

          ヨハネによる福音書14章6節

4月の聖句

「あたらしい歌を主にむかって歌え」 詩篇96篇1節

 新しい年度を迎え、あたらしいおともだちも加わり、今江津幼稚園は神さまにまもられながら92年目の歩みがはじまりました。

 92年前、寒村だったこの地域は、農繁期になるとこどもたちだけで留守番をせざるを得ませんでした。それなら教会で預かることにしようと、農繁託児所がつくられました。幼児教育、保育などの言葉も、法も制度もない時代でした。今津の町を歩いていると、今津幼稚園の卒園生という高齢の方々にお会いする機会があります。お祈りしたり、さんびかをうたったことなど話されます。

 聖書はぶあつい本で、全部読むことは容易ではありません。内容もけっして平易だとは感じられません。それでも、教会によって運営されている幼稚園・保育園、大学、病院やさまざまな施設は、この国だけでも膨大な数になります。

 世界各地の文化や生活にも、聖書が基になっていることは少なくありません。「豚に真珠」や「目からうろこ」などの格言も、実は聖書の言葉なのです。その聖書、基本的には古代の文書ですから難解です。地名、人名、また歴史や文学も混在しています。その解釈をめぐって大論争している課題もあります。かつては研究の対象でなかった考古学や発掘、周辺地域の宗教からの示唆もあります。生命倫理や環境分野との共同作業もされています。ですから欧米各国の大学には神学部があり、各分野からのアプローチがされています。

 キリスト教主義の幼稚園・保育園の団体として「キリスト教保育連盟」があります。こどもたちは毎月の機関紙にのせられる聖書のことばをおぼえます。2024年度の年間聖句は「わたしは道であり、真理であり、命である」です。「わたし」とは神さまのことであり、神の国について示され十字架にかかられて復活されたイエスさまのことです。「道」は進むべき通路のことです。「真理」はまちがいのない絶対的なものです。「命」はかけがえのない、うばってもうばわれない大切なものです。このことを一年間の園生活のなかで確認していきます。

 4月の聖句は、「あたらしい歌を主にむかって歌え」です。聖書は人間の歴史です。手をたたいたり、木や皮をたたいたりしてリズムを、木に弦をはって音階をつくっていったことが書かれています。神さまを賛美したり、感謝したり、願ったり、悲しんだり、嘆いたりしたとき詩が生まれ、音にのせて朗誦されました。それが「歌」です。

 ですから聖書の「歌」は祈りなのです。昨日が終わり、今日が終わると明日になります。そうです。つねに新しくなるのです。昨日の祈りは昨日、今日はあたらしい祈りをささげるのです。

​ 4月、新しい祈りから始まります。どうぞよろしくお願いします。

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